ドル円 本格的調整局面に向かう可能性あり
ドル円(日足)サイクル分析
上記のチャートは、ドル円の日足である、
●ドル円は、12/28安値140.20から、3波構成で160.23(4/29)まで上げたあと
4波は、151.83(5/3)まで8.40円の押しを入れ、
ここからの5波目は、161.95(7/3)まで(1波と同値幅の)一相場10円(10.12円)を上げ、
12/28安値140.20から5波動構成で161.95(7/3)まで上げ、
高値持ち合いを続けていたが、
昨日7/12は米経済指標発表後、急落、157.38(7/11)まで4.57円を下げ、
●12/28安値からの6ヶ月にわたる上昇トレンドの下値を規定してきた
下値支持線(点線)を割り込み始めた
本日は、昨日7/11の急落でできた窓(ギヤップ)埋めで、一旦、一息入れる可能性もあるが
●今後、終値で、157.38(7/11)を割り込み、下値支持線(点線)を明確に割り込むと、
クロス円をはじめ、積みあがった円ショートポジシヨンの
もう一段の投げに、下げが加速する可能性がある
●時間面では、既報の通り、ドル円は、日足サイクルとして、
2つの、84-91日(4ヶ月)サイクルからなる170-176日(8ヶ月)サイクルが
重要な天底を形成、
●今回も、予想通り、2/29高値から90日(4ヶ月)目と、
10/31高値151.72から176日目が重なった7/3(161.95)が8か月サイクルの重要転換日となってトップアウトしてきた、
●本邦では、極端な円弱気派が大勢だが、上記日柄構成が有効なら、
7/3高値161.95を起点とするこの下げは、161.95(7/3)を再度突破しない限り、
最短、次なる4ヶ月サイクルボトムの「8/27-9/5」、
最長、次なる8ヶ月サイクルボトムの12月末に向け、
140.20(12/28)からの上げに対する本格的な調整局面に向かう可能性がある
2024年7月12日 のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。