S&P500 最高値更新を記録
28日のS&P500は今年に入って22回目となる最高値更新を記録して、第1四半期の取引を終了。
2023年以降、米国はリセッション(景気後退)が訪れるという予測が拡大しており、2024年には近いうちにそれが現実のものになるという予測も根強くあります。
ただそう考えているトレーダーは米株式相場のこれまでの素晴らしい15カ月間を逃しただけといえます。逆に、新NISAブームにのって、オルカンやS&Pを購入している参加者は現時点では、少しずつ収益が増えている展開。
問題は第2四半期もこれが続くのかどうか?
一方、ドル円は現在、151.40円で推移。介入警戒感は高まっていますが、152.00円を超えないとなにも起こらないといった展開。
ちょっと時間がかかりそうなのがEURCHF。
上記チャートはEURCHFの日足。2月1日に到達した0.9303の安値からほぼ一方的に上昇。高値は0.9820。
Sequential(シーケンシャル )も、ダブル13を2回点灯し、set upも9を示しいったん日足ベースでは調整を示唆。
500pips強急騰したので、既報のように0.98台でいったん利益確定しています。
ただあまり押し目がないことと、先週のSNB以降、BofA(アメリカ銀行)などの主要銀行がEURCHFのターゲットをいっせいにPARITY(=1.00)に変更してきました。
自分の目標もparityに上昇修正したわりに、ポジションがないのもおかしいので再度買い直したのですが、sequential(シーケンシャル )が示していた通り、0.97前半まで反落してきました。
昨日大きな陰線をだしたので、調整にちょっと時間がかかるかも知れません。ただ0.9700割れは、断続的にoptionからEURCHFの買い需要もあるとの噂もあるため、long positionは変更せず。
現状打診買いのみなので、現在のレベルで買い増すかどうか検討しているのですが日足のチャートの形状は良くないので、現状リスクは増やさず。
月足は2月、3月と大きな陽線をだしており、中長期にボトムアウトしているとみています。
西原宏一のシンプルトレードの一部を抜粋してお届けしています。
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