ドル円はこれまでとは違う動き
今月のドル円はこれまでとは違う動き。
1月、そして2月は、新NISAがらみの外株購入に伴うドル需要、そして日経平均の急騰と同時に海外勢の日本株のヘッジのための怒涛のドル買いでドル円は急騰。
しかし今月は日経平均が史上最高値を更新する中、海外勢のドル円のヘッジもかなりでるだろうと想定していたのですが、ドル円は上がらず。
マーケット関係者の何人かが教えてくれたのですが、海外投機筋は、日本短期国債を3兆円近く買い越し、そしてドル売り円買いをしていたそうです。
内外株式と合計すると総額3兆5千億円ものドル売り円買いが出ていたことになったという情報。これがどこのソースからでたのかは不明。
ただ何人かの友人が同じ情報をシェアしてくれたので、こうした噂がマーケットで出回って、ドル円が崩れたと言えます。実際に3兆円もでれば、ドル円は値を下げますが。
日経平均が想定どおり急騰したことで、ドル円も連動するという相関性が崩れたためいったんドル円と日経平均は別のものとして、相場を組み立て直します。
日本株の影響を排除してマーケットを見直すと、ドル円やクロス円自体のチャートの形状は調整を示唆。
例えば、スイスフラン円の月足。
9-13-9とカウントし反落を示唆。今月でMACD(ピンクの線)を割り込んできており、調整色をさらに深めています。
メジャーSQが終わるので、日経平均はまた買い場を探す予定ですが、昨日までのように極端にリスクをあげないようにする予定。
SQという大イベントが終わったので、チャートも含め、FXを検証し直します。
スイスフラン円のSHORT(ショート)のみ。
西原宏一のシンプルトレードの一部を抜粋してお届けしています。
シンプルトレードでは、リアルタイムで相場観やポジションを配信しています。
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