ドル円 147円の攻防に要注目
ドル円(週足)サイクル分析
上記のチャートは、ドル円の週足である、
●ドル円は23年1月安値127.21から23年11月高値151.91まで24.70を上げ、
22年10月高値151.94に対する二番天井を形成してトップアウト、
●ここから、エリオット五波動で140.20(12/28)まで、
11.71を下げ(1/18レポート参照)
75週移動平均に下値を止められて反転、
上値ポイントの200日(40周)移動平均、及び、26週移動平均を突破、
148.81(1/19)まで、8.61(11月高値151.91からの下げに対する73.52%)を上げたが、
今週は、米長期金利の低下を受け、145.89(2/1)まで反落してきた
●当面のポイントは、上値は、148.81(1/19)を超えれば、
149.14(11月高値151.91からの下げに対する76.4%)と、
149.27(12/28安値140.20からの5.78の二段上げ(N字ターゲット)が重なる
「149.14-149.27」に向け上値余地
●下値は、26週移動平均の147.08が重要なポイントになる、
ドル円は、昨年来、週足ベースでは、26週移動平均及び75週移動平均が重要な
中期トレンドを規定しており、これが有効なら
仮に、週終値で、147円を明確に割り込むと、
12/28からの反騰は上昇一服となって、144.55(200日(40周)移動平均)
及び、144.53(日足基準線)が重なる144.53-144.55に向け下値余地、
144円を割り込むと、再度「141.09(75週移動平均)から140.20(12/28)」を試すことになる
●時間面では、ドル円は、週足サイクルとして、
2つの10-11週(2ヶ月)サイクルからなる19-20週(4ヶ月)サイクルが重要な天底を形成、
今回も、11/13高値151.81から10週目の1/19(148.81)が
2ヶ月サイクルの重要転換週となって反落してきた、
これが有効なら、今後、1/19高値148.81を切り返せず、
週終値で147円を明確に割り込むと、
次なる4か月サイクルボトムの2月第3週―第4週に向け、
200週平均から、75週移動平均を再度試すリスクシナリオ要警戒となる
●149円台に向け反騰継続か、上昇一服となって2月第2週-第3週に向け再度下値を試すか、
本日の米雇用統計を受けた米長期金利、及び、ドル円の終値ベース147円の攻防に注目
2024年2月2日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。