本日は米CPIの結果に注目
米9月PPI(生産者物価指数)は上振れ、米国時間の午後に入り公開された9/19-20開催分のFOMC議事要旨にサプライズ感はありませんでした。
PPIの上振れを背景に、政策金利はターミナルレート(利上げの最終地点)に近づく一方、高い金利をより長く維持されることが現実的になりつつあります。
市場の反応は、短期の金利は低下する一方で、長期に金利はわずかに上昇と、引き締めの長期化を視野に入れた動きになっています。
為替市場での反応もかなりまちまちで、昨今の動向を反映してCHFが上昇最上位(+0.31%)と欧州通貨が上昇、資源国通貨や円が下落と市場反応は一様でもありません。
(それだけ一筋縄にいかない、難易度が高いということです)
トレードポイント
昨日のPPIの市場反応はまちまち、これで、川上が上振れた以上、本日の川下のCPI(消費者物価指数)はハードルが上がり、上振れることがメインシナリオになります。
再度確認しますが、市場予想は以下の通り。
CPI、前月比、+0.3%(前回、+0.6%)
CPI、前年比、+3.6%(前回、+3.7%)
コアCPI、前月比、+0.3%(前回、+0.3%)
コアCPI、前年比、+4.1%(前回、+4.3%)
CPIの上振れをメインシナリオに据えるなら、市場影響力は(PPIより)CPIの方が絶対的に大きいので、本日の結果には注意したいと思います。
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