自分の性格を知り富を拡大
自分を知ることが基本中の基本
日本人は金融危機(株価暴落)の時に、バッファローが断崖絶壁があっても止まらずに猛進し、大損をすることが多いことで世界的有名です。
日本人の性格として雄牛タイプが多いからです。
日本人の次に同じように損をするのはドイツ人です。
人は4つの性格タイプに分かれ、性格ごとに失敗パターンと成功パターンが異なります。
2つ以上、なかには4つの性格タイプ全部を持つ人もいらっしゃいます。
その場合、全部のタイプの弱点と強みを持っているということです。
自分の性格の弱点と強みを知ることが成功の秘訣です。
全ての教育は性格に合わせることが大事
本来、投資教育だけではなく全ての教育は、その人の性格、役割、才能に合わせることが大事です。
私たちは一人ひとり性格が異なり、同じ間違いをします。
次の記事の続きとなりますので、前記事も合わせてお読みください。
https://real-int.jp/articles/2152/
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性格タイプは4つ
性格タイプは次の4つがあります。
①雄牛タイプ 目的志向型
目標を設定するタイプ
②人タイプ 内省型
内省するタイプ
③獅子タイプ 社交型
パーティ大好きタイプ
④鷲タイプ 鳥瞰(ちょうかん)型
高い視点でモノを見るタイプ
次の各タイプの特徴と注意点を読んでいただくと自分のタイプが分かってくることもあります。
雄牛タイプ 目的志向型
特徴と注意点
目的志向型なのでチャート分析など、真面目に学習する傾向が強いです。
最初に決めた投資ルールをしっかり守るので、勝てるルールを身に付けたら、コンスタントに利益になるタイプです。
集中力もありますので、しっかりチャートの勉強をしますが、勉強すればするほど、相場が分からなくなる傾向が強いです。
チャートの勉強をすればするほど、確信を持って間違えてしまうのです。
チャートを勉強するのは、相場を理解することが目的なのですが、相場を理解するという視点が抜けて、チャートを勉強することを目的にしてしまうからです(目的と手段の混乱です)。
チャートを勉強する時に、「相場を理解する」という視点が抜けてしまい、チャートにのめりこみ過ぎて、逆に相場が分からなくなるということです。
固定されたルール通りに行うのが得意なのは良いことですが、一方、相場の変化に対応するのは苦手です。
対応策
常に、大きな流れを意識することが大切です。
例えば、短期の5分足を見ながらトレードする時も中長期の日足を意識することはとても大切です。
なぜなら、短期的なトレードであっても、長期的なトレンドの影響を受けるからです。
チャートや相場にのめりこみ過ぎないということも大切です。
相場を連続して凝視していると、相場の変化やトレンドに気付きにくくなるからです。
ある程度、距離感を持って相場を見ることが大切です。
言葉を変えると遠目で相場を見るということになります。
また、目標を設定する傾向が強いことから「一日で○○円稼ぐ」という目標を設定しがちですが、自分の勝ちパターンがきた時だけ取引するように心がけましょう。
相場は変化していくものなので、変化に合わせて投資スタンスを変えていく必要があります。
人タイプ 内省型
特徴と注意点
探究心が旺盛なので、興味の対象が相場の真髄に向けられると、ありとあらゆる投資法を習得し、素晴らしい投資家になります。
一方、興味の対象が、ファンダメンタルや、他の人の相場観に向かうと、ホームページやテレビ・新聞を閲覧して情報収集することになり、大衆心理になりやすく、大衆心理と同化すると、確信を持って負けることになります。
大衆は常に投資では負けるからです。
これは、相場では、ほとんど全ての人、たとえば、9割の人が下げると思ったところから上昇を開始するものだからです。
メンタル面が弱いので、買ってから少し利益がでると、すぐに利益確定してしまったり、損失を切れなくなることが多いです。
情緒的な衝動が強いため、大きく損失が出ると、精神的に辛くなり、口座を見ることが出来なくなり、気がつくと強制ロスカット(口座の資金がゼロ)になっているようなこともあります。
対応策
相場では機械的に判断をしてメンタル依存をなくす必要があります。取引のルールを作って、それに従い、感情を入れないことが大切です。
ストップロスオーダーを入れることもルール化する必要があります。ストップロスをどんどん動かすこともルール違反です。
メンタル依存をなくすとともに、メンタル部分を強化することも必要でしょう。
失敗を通して、また意識を変えてメンタル部分を強くすることを意識してください。
取引量を小さく始めて、だんだん取引量を大きくするのも良いでしょう。
相場は奥深いものなので、本質を知るという視点で探究することをお勧めします。
獅子タイプ 社交型
特徴と注意点
柔軟性がありますので、スキルをしっかり身に付けると、相場の変化に対応して、その時に適切な投資をすることができるタイプです。
しかし、王様気質の獅子タイプが投資やトレードをする時に一番多いパターンは、判断を人任せにしやすく、自分のスキルが身に付きにくいということです。
また、投資・トレードとも、いい加減、適当になりやすいタイプなので、当初の投資戦略を突然、変えてしまって損失となることがあります。
自分は何もしないで、つまり、自分では投資判断をしないで誰かに全て任せてしまいたいという気持ちが強いです。
トレードであれば、業者が配信する売買シグナルに依存しようとします。
ところが、世の中の多くの投資ファンドや、投資情報、売買シグナルは、負けているものが多いため、これらに依存していると、結果的に負けが大きくなることになります。
小さい額でのデモトレードをしないで、最初から、大きな資金を使って本トレードをする傾向があります。
対応策
とにかく、人任せにしないで、必要な知識や手続きは自分で理解し、判断する必要があります。
相場に合わせて投資手法などを変えていくことは大切ですが、自分で立てた投資ルールを意味なく変更しないことも必要です。
手間をかけずに大きな利益を得ようとする傾向がありますが、投資ではチャンスがくるまでじっくり待つことが大切です。
つまり、タイミングをしっかり押さえること(待つこと)が大切です。
トレードでも、一攫千金を狙わないで、地道な勉強や努力を重ね、着実なスキルを身に付けることが必要です。
スキルを身に付けるという意味では、最初にデモトレードで練習をしっかりするとよいでしょう。
鷲タイプ 鳥瞰(ちょうかん)型
特徴と注意点
鳥瞰的視点を持つため大きな流れを掴むのは得意なので中長期投資に向いているタイプです。
小さい価格差にこだわらずに底値ゾーン、高値ゾーンを見分けることができるタイプなので、目先の価格に囚われない中長期の比較的長いスパンの投資やトレードで利益を出すことが得意です。
頭の中で、中長期投資と短期投資のスタンスがまざると、利益がでなくなります。
目先の欲で、少しでも安く買いたい、少しでも高く売りたいというこだわりは短期投資では大切ですが、中長期投資ではアダになります。また、短期に集中すると、大きな流れを見失い失速(失敗)しやすい傾向があります。
客観視ができ、人の相場観に影響を受けにくいタイプですが、相場が変化しても自分の相場観を変えようとしない傾向もあります。
対応策
本来、大きな流れを掴むことが上手なわけですから、短期に集中して、大きな流れを見失うことがないように注意してください。
また、遠くだけを見すぎると何もできなくなりますので遠くを見過ぎないことも大切です。
客観視ができる一方で、相場に合わせて自分の相場観を変えることが難しいという相反する要素素がありますので、自分の相場観にこだわらないことが大切です。
直感が優れている分、行き当たりバッタリ的にならないように投資戦略をしっかり持つことが大切です。
性格タイプ別危機対処法
災害、金融危機、グレートリセットなど性格タイプ別危機対処法です。
雄牛タイプ
想定外に弱いため危機に弱い
多くの想定をしておく
事前にルールを決めても変化を受け入れる
人タイプ
メンタルが弱いため危機に弱い
危機を楽しむくらいの余裕を持つ
感情を使うのではなく思考を使う
獅子タイプ
他人に任せてしまうと危機に弱い
自分でしっかり準備をしておく
リーダーである自覚を持つ
鷲タイプ
想定外にしておくと危機に弱い
低い視点になると優先度を間違えやすい
危機を甘く見ない・実践が大事
仕事、人間関係など全ての分野で活用可能
人は、それぞれ個性(性格、役割、才能など)を持っており、自分の性格などの個性を理解することがとても大事です。
投資・トレードだけではなく、仕事や恋愛、人間関係など全ての分野のアドバイスを無料診断できますので、ご活用ください。