債務上限問題は合意間近
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テクニカルとファンダメンタルズ どちらが重要?
米連邦議会の下院規則委員会は東部時間30日午後3時(日本時間31日午前4時)から会合を開き、債務上限の関連法について協議するようです。
バイデン政権の閣僚やホワイトハウスの上級スタッフは既に29日早朝までに、民主党の下院議員少なくとも60人に電話などで個別に接触し、法案に賛成票を投じるよう求めたとBloombergが報道。
バイデン大統領は28日、「この合意は想定し得る最悪の危機を防ぐ」とホワイトハウスで記者団に発言。「この法案を通過させるよう上下両院に強く求める」とコメント。
共和党のマコネル上院院内総務も、法案に賛成するよう上院共和党議員に呼び掛けていますので、合意される可能性が高まっています。
29日のNY市場はメモリアルデーの祝日のため、米国の現物市場は休場。米国株の先物は小幅に上昇。
EURCHFが重いため、個人的にはスイス円のロングにしていますが、ポンド円もなかなか強烈。
スイス円がじわじわと42年ぶりの高値を更新する一方、ポンド円も昨日は173.97円の高値まで高騰しています。
155円台のスイス円というのは42年ぶりという大相場を展開中であり、個人的にスイス円のロングのままですが180円を目指すポンド円というのも極めてひさしぶりの水準。
イギリスもインフレがひどく、(もちろん個人差でそのメニューにもよりますが)ロンドン居住の30歳程度の女性が美容院にいくと日本円で3万円。
日本人がやっている美容院に行くとその倍かかるそうです。ロンドンだと美容院にもなかなかいけませんね。
アジア通貨のシンガポール円も104円間近。円安が止まらない展開。
ただ今回は日本株高を伴っての円安なので、これまでのところは円安悪玉論は出てきていません。
ポジジョンは同じ。
西原宏一のシンプルトレードの一部を抜粋してお届けしています。
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