自分にあった投資スタイル
他の投資との違いを知ろう
まず、不動産投資はどのようなものか(他の投資との違い)を知る必要があります。
一つ例を挙げますと、一般的な現物の不動産に投資する方法では、不動産(マンション等)を一棟ごともしくは一室を所有し、賃料収入を得ることにより収益を上げるものです。さらに、その不動産を売却することにより、売却した金額を得ることもできます。
一見、株式投資と同じように思えますが、株式投資との最大の相違点は、投資家がその事業に直接的に関るか関らないかの違いです。
基本的に株式投資は、その会社に出資という形で投資し、その企業の社長などが中心となって事業を展開し収益を上げ、その収益が配当もしくは株価の上昇という形で投資家に還元されます。よって、投資家は直接的にはその事業に関ることはありません。
現物の不動産投資の場合、投資家がオーナーとなってその不動産を所有しますので、入居者の募集から管理、更新まで、原則として投資家が行うことになります(相違点は以下の図をご参照下さい)。
当然、その良し悪しによって収益も変化します。
また、一般的には不動産管理会社に任せることになりますが、不動産管理会社の選定も投資家(オーナー)がすることになります。
さらに、不動産管理会社にどこまでの部分を任せるのかも投資家の判断になります。当然、任せる内容によって手数料が違ってきますし、その手数料により収益性が異なってくることはいうまでもありません。
このように、現物の不動産投資一つをとっても様々な方法があり、投資家の投資スタイルにより方法は変化します。
不動産の特徴的な部分を知ろう
不動産の特徴的な部分が不動産投資にも影響します。
不動産の特徴的な部分として公共性が強いとともに、法律等の規制が他の投資手段より厳しいということが挙げられます。
また、土地というものは、同じ位置にある同じ大きさの土地は世界中でただ1つだけです。
そして、例えば株式投資であれば、年数が経過するにつれ企業の規模が大きくなれば価格は上昇していきますが、建物については、建築当初が最も新しく資産性があり、改築をしない限り、年数が経過するごとに劣化・陳腐化していきます。
さらに、その建物が、大地震などにより建物が滅失、毀損してしまった場合や、その土地が汚染されていた場合の自然災害や環境問題等が、対象となる不動産の運用成果へ影響を与える場合もあります。
以上は不動産の特徴として共通している部分です。
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