なぜ買うと下げ、売ると上げるのか?
なぜか反対に相場が動く
あなたも、
買ったとたんに急落し、
売ったとたんに急騰する、
という経験をお持ちではありませんか?
まるで、「自分の取り引きを見られていて、相場を反対に動かされている」ような感覚になることもあります。
大衆心理になることで相場と同期してしまうことが原因です。
大衆心理になる原因には主に3つあります。
①欲と恐怖の感情で取引する
②チャート分析手法を学んでいる
③報道やSNS情報を元に取引する
①欲と恐怖の感情で取引する
相場は、儲けたいという欲と損をしたくないという恐怖で動きます。
そして、投資をする人の多くは、この2つの感情を持って取引することで大衆心理となります。
天井では、置いていかれたくないという欲で買ってしまいます。
大底では、損をこれ以上出すと死をイメージすることから恐怖で売ってしまうことになります。
下落相場の最後の最後に急落することが多いからです。
欲と恐怖で取引することで、大衆心理となり相場と同期してしまうのです。
動機が欲や悪い感情、つまり間違ったマインドセットで取引することが敗因です。
②チャート分析手法を学んでいる
一見何も問題がないように見えます。
基本的なチャート分析手法を学ぶことは良いのですが、勉強する上で、一番大事なことが欠けているのです。
相場の本質を理解するためにチャート分析手法を学ぶのであって
相場の本質を理解する意識がなくチャート分析手法を学ぶのは的外れとなります。
つまり、目的と手段を間違えていることから反対に売買してしまうのです。
チャート分析手法を理解しているつもりなのに、なぜか、買っては下げ、売ったら上げることになります。
実に興味深い現象です。
相場の本質を理解するためにチャート分析という手段を理解するという意識が大切です。
また、相場の本質を理解するためには相場が動く背景で、大衆が何を考えて取引しているのかを意識することも大切です。
特に、日本人の性格タイプで一番多い目的志向の「雄牛タイプ」の人が、チャートを勉強して確信を持って間違える傾向があります。
興味深いところに、目的志向タイプは、目標設定と目標に向けて努力することが得意ですが、目的と手段を間違えるタイプだからです。
性格ドットコムをご覧ください。
https://www.seikaku.com/
チャート分析手法を学ぶのであれば、まずボリンジャーバンドを理解してください。
https://real-int.jp/articles/850/
③報道やSNS情報を元に取引する
報道やSNSの情報を得れば得るほど、大衆心理となり、確信を持って間違えることになります。
情報発信をしている人の多くが大衆心理であり、一般情報を得れば得るほど、大衆心理になるからです。
こちらも合わせてお読みください。
なぜ、多くの人がうまくいかなのかが分かります。
https://real-int.jp/articles/1640/
正しい情報と正しい知識を得る
正しい情報を得、
正しい知識を身に付けることが相場の本質の理解につながります。
大衆心理に陥らないで利益につながります。
また、正しいマインドセットを身に付けることは、怠らないでください。
一般的な教育は間違ったマインドセットを身に付ける教育です。
https://real-int.jp/articles/489/
正しいマインドセットは、儲けようとするのではなく、自分に与えられているお金をしっかり管理、運用するという意識です。
こちらで、しっかり正しい知識を学んでください。
https://real-int.jp/articles/1131/