年末年始に向けて ここからの注目点は?
お知らせ
日経225オプションエキスパート塾 5期生を募集中!
2019年の7月から開催している「日経225オプションエキスパート塾」
5期生の募集を開始しました。
期間限定割引価格でのご案内は、明日12/21(火)お昼12時までとなります。
先日、4期生の方の最終講義が終わり卒業していかれました。
入った当初はオプションのことは全く分からなかった方たちが、最後の日には、皆さんで和気あいあいとオプションのことを熱く語っていたのが印象的です。
6ヶ月で仲間とともに、成長できるプログラムとなっています。
次のチャンスに備えてオプション取引を学びませんか?
ご案内ページには、卒業生の実績も掲載しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.xfine.info/sl2022op5/
今週の展望
日足チャートをご確認いただければわかりますが、先週の主要通貨に対するドル買い(戻し)の大半は金曜(後半)の調整のなかで発生しています。
今週は、主要中銀の金融政策の発表を終えていることもあり、その結果を広く消化する週、為替市場では落ち着きどころを探る週となりそうです。
インプライド・ボラティリティ(予想変動率)が急低下していることもあり、おそらく大きな動きにはならないでしょう。
今週は12/23が米国債が短縮取引、翌12/24は米国債と米国株は休場ですから、週の後半にかけて休暇モードが一気に高まりそうです。
イベント的には12/23にFRBが重視する物価指標であるPCE(個人消費支出物価指標)デフレーターの発表がありますが、再び物価上昇の流れを確認することになりそうです。
ただ、年内最後のビッグイベント通過していることもあり、積極的に売買を手掛ける市場参加者も限られ、どちらかというと実需の資金フローに左右される週となりそうです。
年末に向けたドル資金需要から、ドルが若干強含む場面があるかもしれません。
年末年始に向け、取引が再び活発化するのは、おそらく欧米のクリスマス休暇明けの12/29以降でしょう。
量的引き締め(QT)の期間
すでに、米国では来年3月のテーパリング終了、続いて6、9、12の各月の利上げはほぼ織り込まれ、焦点はさらなる利上げの前倒しやバランスシート縮小(注)開始時期に移行してきました。
(注)バランスシートの縮小はFRBの資産圧縮、量的緩和で買い入れた国債などの保有額を償還分を事実上放置(再投資を止めて)して、保有額を減らすこと。量的引き締め(Quantitative Tightening↔QE)。
2010年代では、2014年10月テーパリング終了、2015年12月利上げ開始、2017年10月バランスシート縮小開始。将来の景気後退時に再度緩和効果を高めるための資産圧縮。
こうしたなかで、ここからの注目はFRB高官や地区連銀総裁からの講演やオンライン会合での発言でしょう。
基本、この先の米国の金融政策の変更は相応に織り込まれているなかでは、ドル、特にUSDJPYの上昇余地が乏しいとの認識に変わりありません。
私の有料メルマガ「Smart LogicFX」の内容を一部抜粋してお届けしています。
詳しいポジションはSmart LogicFXにて配信しています。
トレードは美学!
元HSBCチーフディーラーが考える投資哲学
リアルインテリジェンスYouTubeでエフピーネット松島社長と対談をしました。
ぜひご覧ください。