米国スタグフレーション化の公算
今や、賃金、物価がスパイラル的に上昇していく可能性は高まっている。それは長期金利を押し上げ、景気に悪影響を及ぼそう。程度の差はあれ、今後の米国経済はスタグフレーション化していくだろう。
FOMCは市場の分岐点を示唆?
「FRBが金利をより長期にわたり、より高い水準に維持する方針を固めたことで、投資家は世界の基軸通貨である米国以外に隠れる場所を見つけられなくなっている」。ブルンバーグの記者が26日に伝えた一言だが、逆に言えば、そろそろ市場反転の局面が近づいたのかもしれない。
ゾルタン・ポズサー(Zoltan Pozsar)【29】BRICS+ASEANで脱ドル化は進むが中長期、短期では金利差でジャパニーズリラは下落!
BRICS会議が終了後1ヶ月も経たないうちに、新たな動きが出ています。インドネシアでASEAN会議が、インドでG20が開催されたからです。短期では金利差で「ジャパニーズリラ」が下落します。
植田日銀を甘く見てはならない
大体において、ポスト黒田を巡って植田氏を予測しえた人はいない。ほとんどが日銀現職・OBか財務省OBからの登用を予測していたわけであるが、結局、首相と官邸による周到な根回しで植田氏が就任した経緯がある以上、岸田政権の意向の範囲内で、日銀のボード(理事、局長レベルの幹部)とともに、動いていくことは明白である。
汚染水海洋放出のプロセスを明かす!<上>
汚染水の海洋放出第1回目が終了した。貯蔵タンク10基分が放出されたという。重要なのは、この海洋放出が、どの様なプロセスで決まっていったのかにある。
ユーロ圏経済とECBの金融政策
雇用最大化と物価安定という2つの責務を担う米FRBとは違って、ECBの使命は物価安定のみだ。ECBによる金融引き締めはFRBより長期化する可能性が高いとみられる。
ゾルタン・ポズサー(Zoltan Pozsar)【28】バイデノミクスとレーガノミクスは真逆!ゾルタンとFEDの意見も正反対!
最近の英語記事でよく見かけるようになったのが「バイデノミクス」です。「レーガノミクス」とは真逆の「バイデノミクス」の弊害でインフレが再開、長期金利は高止まりを続け、リセッションは不可避でしょう。
ユーロドルは節目を迎えるか
仮にドルが米金利の低下で反落し始めた場合は、ユーロの反転もスピードを増すかもしれない。その場合は1.0950ドルがポイントとなろう。
中国経済は明らかに正念場へ
国際エコノミストの端くれの一人として中国経済がいよいよ、不可解な状況に突入してきたことをお伝えしたい。中国経済のファンダメンタルズをみると、急に悪くなったわけではない。では、何が原因で中国経済が明らかに減速するようになったのだろうか。
国内消費、設備投資がともに鈍化
経済再開によるペントアップ・ディマンドと外国人旅行客の増加、半導体不足解消による自動車生産・輸出増などによって、今年に入ってここまでの景気は上向いたが、これらの景気押し上げ効果は薄れ始めている。秋以降、国内景気のモメンタムは弱まっていくだろう。
ピーター・シフ(Peter Schiff)5 米国は破綻の危機にある!
ゾルタンとピーターの主張を、バイデン政権は認めざるを得なくなったようです。「双子の赤字」増大で長期債金利はさらに上昇=価格は下落、損失を埋めるには株式を売却することになります。
ピーター・シフ(Peter Schiff)4 米国株で強いのはマグニフィセント7のみ!9月はやはり株安?(後編)
最近の英語ニュースでは「マグニフィセント7」という言葉が目につくようになりました。それ以外の米国企業の状況は悪く、米国の適正金利が4.5%となると株安のようです。
米国の個人消費動向に注目すべし
個人消費の動向は中間層・中堅層の家計動向に注目が必要である。この層にとっては三つの逆風懸念があることに注意しておかねばなるまい。
ピーター・シフ(Peter Schiff)4 米国株で強いのはマグニフィセント7のみ!9月はやはり株安?(前編)
最近の英語ニュースでは「マグニフィセント7」という言葉が目につくようになりました。それ以外の米国企業の状況は悪く、米国の適正金利が4.5%となると株安のようです。
脱米ドル化に動くBRICS カギを握る中東産油国の加盟
BRICSの拡大プロセスを踏まえ、BRICSが開発途上国のみならず国際金融分野などにどのような影響を与えるかについて考えたい。
成長と分配の好循環とは冗談だろう!
財政黒字化の代償はデフレ圧力の継続であり、実質賃金は下がり続けるだろう。緊縮財政路線を廃止しない限り、物価と賃金の好循環なんぞ生じるはずがないのである。
米国の自然利子率をどうみるか?
コロナショックによりインフレは急加速した。今後のインフレ動向についても定まらない。より重視しなければいけないことがあるとすれば、実際の実質金利と自然利子率との差がどの程度か、という点だろう。
ダッチロール期の米国経済とドル
29日に発表された8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が急落し、7月の求人数も21年3月以来の低水準となり、市場ではにわかに「利上げは、もうないのではないか」との見方が浮上した。ようするに米経済見通し自体に変数が多すぎて、定まっていないのである。個人的には、米長期金利の現状が精いっぱいと思う。
新自由主義の呪縛=霞が関の黄昏
岸田内閣の支持率低迷の主因について考察する。行政がすべきことを民間に押しつけ、責任を民間が背負い、 わずかな助成金・補助金をアリバイ的に支給する制度の中で国民の生産性向上を、と叫んでも、できるわけがないのである。
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