国際関係に一大事が起きる予兆(下)
クレディ・スイスの破局はアンダーグランド・マネーの動きをはじめ、国際情勢に大きな変化が起こる一大事と言える。直近の市場の動きが安定的に推移しているから「ヤマは越えた」と判断している向きが圧倒的に多いが、とんでもない楽観であり、無知の極みと言える。
中国の仲介によるサウジ・イランの国交正常化の影響
現在、湾岸地域のエネルギー資源国は脱炭素化に向けて産業構造の転換を進めており、その原資となる原油価格の下落は防ぎたいところだろう。3月10日、こうした状況にある湾岸地域のエネルギー資源国に大きな変化が起きた。敵対的関係にあったサウジアラビアとイランが、中国の仲介で国交正常化に合意したのである。
L字型の暴落は起きるのか?
世界金融不安下でインフレが続くとゾルタン・ポズサー氏の主張するL字型の暴落が起きるのでしょうか?すでにリセッション入りは認めざるを得なくなっているようです。
3月FOMCは政策ミスなり
FRBも財務省も「米国の金融システムは健全である」と何度も伝える。それなら何故、次々と中堅銀行が経営危機に陥るのか。
国際関係に一大事が起きる予兆(上)
クレディ・スイス・グループ問題は米国が火を付けた可能性が高い。米国の動き次第では、ここからとんでもない動きに発展していく可能性がある。バイデン政権が来年秋の大統領選挙を控えているだけに目を離せない局面に入ってきたとも言える。
世界の政局・経済に激動か
大幅な利上げが景気悪化につながれば、銀行の貸出資産の劣化が進み、銀行不安は第2ラウンドに入ることも十分に予想できる。銀行不安はまだ先が長い。まずは欧州銀行各行のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ=信用度合い)の変化に注目しようではないか。
金融不安のなかでのFOMC会合の決定について
今回のFOMC会合の結果は、マーケットの期待に反し「金融不安に対応して金融政策を緩和するわけでない」ものの、ドットチャートや声明文をみると、さほど積極的な利上げ姿勢でもない。
SVB破綻の真の意味
3月12日には財務省、FDIC、FRBが共同でSVBおよび同様の問題を抱えているシグネチャーバンクの預金を保護すると共に、FRBが極めて有利な条件で銀行に貸出を実施する「銀行ターム・ファンディング・プログラム」を新設すると発表して、銀行にバランスシートを強化する時間的猶予を与えた。
SVB破綻はスタートアップやVCのチャプター11に繋がるのか?
SVB破綻は株価暴落に繋がるのでしょうか。ゾルタン・ポズサー氏の予言どおりに、世界は動いてきています。L字型の垂直に落ちる深いリセッションに今年中に入っても不思議ではない状況になってきたのではないでしょうか?
金融不安への当局の対応をどうみるか?
日本時間20日未明に、金融当局の仲介により、UBSがクレディ・スイスの買収で合意した。金利上昇による債券の含み損という形での不良債権は、シリコンバレー銀行やクレディ・スイスだけの問題ではなく、なくなったわけではない。
SVB破綻の深さと広がり
当レポート執筆の13日時点では大量のSVB関連ニュース、コメント、分析記事が流布されており収拾がつかない状態である。ただ、この問題が目先のインパクトで終結することにはなるまい。
ゾルタンポズサー【9】コモディティのスーパーサイクルが到来!?
ゾルタン・ポズサー氏によると、中国のWTO加盟以来のコモディティのスーパーサイクルが到来します。4つの産業政策に今後5年間でどれだけの資金が投入できるかがポイントのようです。
強まる米銀の経営悪化懸念
シリコンバレー銀行(SVB)が3月10日、経営破綻し、10日の株式市場では危機への連鎖を懸念した売りが広がった。今回のSVB問題は、今のところ米国全体の金融システムを揺るがす問題ではないが、今後の米銀全体の経営悪化を暗示する。
FRBの利上げペース加速は正しいか
FRBは労働市場を減速させようとしている。短期金利を引き上げることで家計と企業の支出を冷え込ませ、労働需要や賃金圧力、インフレを抑えようとしている。経済とインフレを適度に減速させることがその狙いだ。
ゾルタンポズサー【8】「TRICKs」の脅威
トルコ、ロシア、イラン、中国、北朝鮮を指す「TRICKs」。ゾルタン・ポズサー氏によると、いずれも米国に制裁されている国家ですが、制裁により商品や最先端半導体が入手できなくなるため、結束し米国への復讐心に燃えているわけです。
SDGsという名のビッグビジネス
科学的な証左を無視して、CO2の削減政策に血眼になって邁進している世界と、政治・経済界の姿は異常と言うしかない。莫大な無駄金(多くは税金)が使われ、一方でそれに群がって儲けている人たちも沢山いるのであり、現代社会で一番厄介な宿痾である。
コスト増により国内企業の利益減少は続く
コスト増を最終製品価格に転嫁しようとする動きも続き、それが消費者物価を押し上げる可能性がある。国際的なエネルギー価格上昇などによるコスト増の国内価格への転嫁が十分でなく、その動きが今後も続くとすれば、インフレは今後も続く可能性がある。
ウクライナ戦争が高める中東の紛争リスク
ウクライナ戦争にも関連し、イスラエルとイランとの間での緊張が紛争へと発展するリスクの高まりがみられている。
ゾルタンポズサー【7】予言どおりに世界情勢は変化
前回の記事を執筆してから僅か1ヶ月の間に、世界情勢はゾルタン・ポズサー氏の予言どおりに進んでいます。そのポズサー氏によると、必須である4つの産業政策によりインフレは長期化するそうです。
日銀植田体制 重要度と期待
日銀新体制は事実上、植田体制(副総裁は内田日銀理事と氷見元金融庁長官)に決定した。その体制への重要度と期待について考察する。
はじめての方はこちら
大事な記事
全ての金融危機と災害を利益にできた奇跡の秘訣公開
本来の投資スタイル プロに任せてはいけない
為替介入とトランプ銃撃でドルや株急落 時間分析通りに天井形成
金融危機はいつ来るかではなく なぜ来るか 人類初の中央銀行バブル
リーマンショックは終わっていない 投資前提8つの崩壊
情報が使えない・プロの信頼度低下の時代
金・ゴールド重要記事まとめ
金融危機グレートリセットを利益にする重要記事まとめ
金融危機や災害を利益にする投資手法イーグルフライとは
リアルインテリジェンスの使い方
最初に読む一番大事な投資の極意
成績が良いと褒め悪いと叱る教育を受けたAIが投資で破綻 AIへの教育
理想の投資教育 投資知識5段階
日本の使命が世界を救う
お金と使命
プロが確信を持って間違える時代・本質の理解が大事
使命は人類最大の富
4人の元チーフトレーダーから学ぶ
マーフィー流トレードの基礎
教育で一番大切な3原則
YouTubeチャンネル
by Real Intelligence