米国株は強い相場継続中。米コインベースのナスダック上場
ドル/円、クロス円は弱い動きになっています。これは上昇力が弱いという意味です。(下降トレンドにはなっていないので)
米国の長期金利の急激な上昇が落ち着いてきて、米国株のグロース株が上昇しています。長期金利とグロース株の関係については以前書いた通りです。特に長期金利のレベルそのものよりも、金利が上昇傾向の時、それも急激な上昇傾向の時はグロース株にとってはネガティブな影響がでます。
NY株は、SP500が史上最高価格を更新。ナスダック総合は更新していませんが、ナスダック100が、史上最高価格を更新しています。
米国株は依然として強い相場が続いています。短期のトレードでは、SP500,ナスダック100が利益出しやすい相場になっています。
本日は、いよいよ、コインベースの上場です。ビットコインの動きにも注目です。
3月には、運用会社大手のフィデリティが、ビットコインETFの組成の承認申請をしています。(他にも申請している会社あり)SEC(米国証券取引委員会)が申請を承認するかどうかに注目しています。(まだ承認されたものはない)
もしも、承認されると、ビットコインETFを組み入れたファンドが、多数出てくると予想されます。ビットコインに向う投資資金が増え、ビットコインはさらに上昇となると思います。無限に上がる相場はないので、ビットコインもどこかで頭打ちになるはずですが、それが、どの地点になるのかは予想も付かないです。フィデリティの申請が却下されると、一時的にビットコインは大きく下落すると思います。
相場分析
TradingViewのチャートより
ドル/円
調整期間が9日間続いています。長引いてきています。引き続き、エンタープライズ®ー1のセットアップになっていますが、エントリーは110円ブレイクまでは待ったほうが良いです。エントリーポイントをつけたら、ポジションの買い増しをしたいと思います。
日経225
上昇トレンドは維持されていいますが、少なくとも3万円ブレイク、そして今月初めの高値レジスタンスラインをブレイクするほどの勢いが出てくるまでは見送りを続けます。
NYダウ
上昇トレンド。史上最高価格ブレイク後、プルバックになっています。買いポジションある場合は、ポジション管理で。ない場合はプルバック後の再ブレイクで仕掛けるところです。
ユーロ/円
上昇トレンドではあるものの、130円台から離れられず、レンジ模様の動きが継続しています。様子見。
ポンド/円
上昇トレンドが弱まってきています。昨日は拡張セットアップからのエントリーポイント来たので買っていますが、動きが乏しいです。ストップは4月9日の安値の下、149.45に入れて様子見します。
豪ドル/円
下降トレンドに転換する可能性も出てきたので、様子見です。当面は83円でサポートされるかに注目です。
ショートコメント
トレードでは、トレードしやすい銘柄を選択することが利益を楽に出すために大切なことだと思います。わかりにくい動きは見送り、分かりやすい動きをしている銘柄だけをトレードするのが良いです。
そもそも、チャートをみて、「これは、売りだろうか?買いだろうか?」と考え込むような相場は、(自分にとって)分かりにくい相場です。分かりやすい相場は、ぱっとみただけで、判断ができるものです。