NY原油 買いスタンス継続か
NY原油(日足)サイクル分析
上記のチャートは、NY原油の日足である、
●NY原油は、23年9月95.03ドルを戻り高値に、中国をはじめとする世界経済の減速懸念から
調整入りとなり、67.71(23年12月)まで27.32を下げ、
200週移動平均に下値を止められ、
ここからのリバウンドは、80.85(3/1)まで上げた後、
200日移動平均に絡む持ち合いを続けていたが、
●今週は、76.79(3/11)を安値に、(23年9月高値95.03からの下げに対する50%戻りを
達成する)81.62(3/14)まで上げ、持ち合いを上離れ始めた、
●この上は、82.96(上昇チヤネル上限(3/15現在)、84.59(同61.8%戻り)、
「85.15-85.55」(上げ一相場17.44―17.84の上値めど)がポイント
85ドル台で上げ止まらなければ、
90.78(10/20)から95.03(9/28)を試す本格反騰シナリオを想定する必要が出てくる
●下値は、「78.06(200日移動平均)―76.79(3/11)」が下値抵抗、
76.79(3/11)を割り込めばレンジ引き戻しだが、
割り込まない限り、当面上値リスク要警戒となる
●時間面では、NY原油は、日足サイクルとして、
2つの34-38日サイクルからなる70-71日サイクルが重要な天底を形成、
今回も、予想通り、1/17安値から38日目の3/11(76.79)が重要転換日となって、
上げに転じてきた、この日柄構成が有効なら
●3/11(76.79)を起点とする反騰は、
次なる70-71にリサイクルトップの「4/16-17」まで上値余地を残していることになる
●上記分析が有効なら、
当面の戦略は、76.79(3/11)をバックに、買いスタンス継続となる
2023年3月15日のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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