公開日 2022年04月30日

ドル円安値126.93円がポイント

元チーフトレーダー柾木利彦(マーフィー)

ドル円日足時間分析では、安値126.93円をブレイクすると続落しやすくなる一方、同水準をブレイクしないかぎり上昇の流れと判断する。

アクティベート時間分析レポート

レジスタンスとサポートの意味

上値ポイント（レジスタンス）は、同水準をブレイクしないかぎり下降する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続騰する可能性が高まることを意味します。

下値ポイント（サポート）は、同水準をブレイクしないかぎり上昇する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続落する可能性が高まることを意味します。

反転上昇する際の条件

反転上昇する際の条件として、前日の高値をブレイクすること、反落する際の条件として、前日の安値をブレイクすることを前提条件とすることで、無理なエントリーを防ぐことが出来、時間を味方に付けたトレードがより安全に行いやすくなります。

ドル円日足時間分析

（１）4月27日（安値126.93円）は
3月31日（安値121.27円）から20日目（基本数値「21」の近似値）となったが、
この時間は、3月4日（安値114.65円）から3月31日まで要した20日と
同一（対等時間）となり、時間の節目に応答した。
そして、翌日、前日の高値をブレイクしたことで反転上昇に転じた。

すなわち、安値126.93円をブレイクすると続落しやすくなる一方、
同水準をブレイクしないかぎり、上昇の流れと判断する。

（２）4月20日（高値129.40円）は
3月28日（高値125.10円）から18日目（基本数値「17」の近似値）、
3月4日（安値114.65円）から34日目（基本数値「33」の近似値）となり、
時間の節目候補となったが、翌日以降、前日の安値を下回ったことで、一旦反落に転じた。

（３）3月31日（安値121.27円）は、
3月4日（安値114.65円）から20日目（基本数値「21」の近似値）となり
時間の節目候補となったが、翌日、前日の高値をブレイクしたことで反転上昇の流れに転じた。
安値121.27円は下値ポイント（サポート）と読む。