ドル円 高値122.43円は上値ポイント

ドル円のアクティベート時間分析について解説します。
3月25日のNY市場終値時点での判断です。
「上値ポイント(レジスタンス)」は、同水準をブレイクしないかぎり下降する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続騰する可能性が高まることを意味します。
「下値ポイント(サポート)」は、同水準をブレイクしないかぎり上昇する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続落する可能性が高まることを意味します。
また、反転上昇する際の条件として、前日の高値をブレイクすること、反落する際の条件として、前日の安値をブレイクすることを前提条件とすることで、無理なエントリーを防ぐことが出来、時間を味方に付けたトレードがより安全に行いやすくなります。
ドル円 日足チャート

1)時間の節目であった3月18日の高値をブレイクして続騰した。
そして、3月25日(高値122.43円)は、
3月4日(安値114.65円)から16日目(基本数値「17」の近似値)、
2月22日(安値114.50円)から24日目(基本数値「26」の近似値)、
2月10日(高値116.34円)から32日目(基本数値「33」の近似値)
となっており、時間の節目候補と判断できる。
したがって、高値122.43円は上値ポイント(レジスタンス)と読む。
すなわち、高値122.43円をブレイクすると続騰しやすくなる一方、
前日の安値をブレイクする場合、反落の流れに変化すると判断する。
2)3月4日(安値114.65円)は、
2月22日(安値114.50円)から9日目(基本数値)となり、
時間の節目に応答し、翌日以降、前日の高値をブレイクしたことで反転上昇に転じた。
3)2月22日(安値114.50円)は、
2月10日(高値116.34円)から9日目(基本数値)、
1月24日(安値113.47円)から22日目(基本数値「21」の近似値)となり、
時間の節目に応答したことで反転上昇に転じた。
安値114.50円は下値ポイント(サポート)と読む。
時間のリズムを活かしたトレード
「鉄板トレード戦略」の1つとして、「時間のリズム」を活かした2つのトレードパターンをご紹介しておきます。
トレードパターン1
◆大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の高値を付けたと判断
◆エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の安値をブレイクするタイミングで売りエントリー
◆エグジットポイント
前日の高値をブレイクなど
トレードパターン2
◆大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の安値を付けたと判断
◆エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の高値をブレイクするタイミングで買いエントリー
◆エグジットポイント
前日の安値をブレイクなど
時間のリズムを味方につけたトレードでの大事なコツやポイントは、時間の節目候補となる日、週等の高値や安値を意識しながら、その通貨ペアをトレード対象としての「ウォッチリスト」に入れること、そして、エントリーのタイミングを待つことです。
つまり、その後の相場の推移をチェックしながら、前日の高値や安値をブレイクしていくタイミングを見て、エントリーしていくこと。
とにかく、高値や安値をブレイクするまでは、焦らず、待つことが基本戦略であり無難なトレード方法です。
他には、そろそろ高値や安値をつけるかもしれない「時間の節目」を迎えると判断できる場合に、保有中のポジション調整をしたり、新規でのエントリーのタイミングを計りながら、僅かに打診買いや打診売りするのも、時間分析を活かした戦略の1つです。
マーフィーの実践トレード・コーチングより一部抜粋しています。
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