ドル円 9月へ向けて値幅調整も視野に
ドル円(日足)値幅分析とドル円と米10年債利回り(日足)の相関性
ドル円は、米10年債利回りとドル円の両市場間のダイバージエンス(逆行現象)が示唆した通り、7/14(139.39)が2ヶ月サイクルの重要転換日となって下げに転じてきた(7/15、7/19レポート参照)
ドル円(週足)サイクル分析
●週足ベースでは、前回3月安値から9週連続陽線、今回も7週連続陽線の後8週目の先週で
トップアウトしてきた。
「酒田五法」で言う「新値八手十手は酒田の骨子なり」(高値安値を更新し続けてもおよそ八手から十手が限界、一旦調整の急落急騰に備えよ、これは酒田五法の中で最も重要な要諦である)であった。
●時間面では、ドル円は、週足サイクルとして、2つの25-29週(6ヶ月)サイクルからなる53-58週(1年)サイクルが重要な天底を形成。
●今回、3月安値114.79からの急騰も、1月高値から28週目の先週7/14(139.39)でトップアウトしてきた。
●時間面からの今後のシナリオは、以下の2つである。
●1つは、日足ベースの2ヶ月サイクルボトムの今週7/25-8/3で当面の下値を確認、(時間調整の)持合い形成に向かうシナリオ。
●今一つは、週足ベースの次なる1年サイクルボトムの9月に向け、
次なる下値めどの134.40(5/24安値126.35からの上げに対する38.2%押し)、
更には、132.85-131.31(同50%-61.8%押し)を順次試す、
もう一段の値幅調整シナリオである
●果たして日足2ヶ月サイクルボトムの今週で当面の下値を確認するか、
週足1年サイクルの9月に向けもう一段値幅調整に向かうか、
今週7月最終週が見極めのポイントになる 。
2022/7/25のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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