豪ドル円続伸

エネルギー価格の急伸 株式相場のボラティリティーが高まる
11日のNY市場ではエネルギー価格が急伸。北海ブレント原油はバレル当たり85ドルに近づき、WTI原油は81ドルレベルで推移。
Citibankは、天然ガスから原油への切り替えで在庫が減ることが原因で、ブレント原油がこの冬に一時90ドルに達する可能性があると指摘しているようです。
パラジウムは1カ月ぶり高値。半導体不足が続くものの、低価格を背景に産業利用での買いが増えたことが要因。
アルミニウムは2008年以来の高値。
日経平均の急騰を受けS&P500種は一時上げていたが、午後に下げに転じ、2営業日続落。
エネルギー価格の急伸が影響し、株式相場のボラティリティーが高まり神経質な展開。
豪ドル円続伸
ドル円は久しぶりの113円台に急伸。
米10年債利回りは1.61%と変わっていないのですが、資源国通貨/円の急伸がドル円を押し上げた展開。
天然ガス上昇を背景に豪ドル円は、83.55円まで上昇。原油急伸を材料に、カナダ円も続伸。
過去5日間の最強通貨は、豪ドル、そしてカナダ。最弱通貨は円。
11日の豪ドルはカナダやkiwiに対しても上昇しており、AUDNZDは節目の1.0600レベルまで反発。AUDCADも0.9178に上昇。
200日SMA(=82.37円)をブレイクし急伸した豪ドル円の高値は83.55円。
既報のように83.50円で豪ドル円のLONGを半分減らしています。米株が反落したわりには、現在の豪ドル円は83.34円とあまり押し目を形成していません。豪ドル円のLONGを再び追加するかどうかを検討中。
西原宏一のシンプルトレードで配信された内容を抜粋しています。
シンプルトレードでは、リアルタイムに相場感やポジションを配信しています。