ドル円3月31日の高値110.97円は上値ポイント

アクティベート時間分析レポート
レジスタンスとサポートの意味
上値ポイント(レジスタンス)は、同水準をブレイクしないかぎり下降する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続騰する可能性が高まることを意味します。
下値ポイント(サポート)は、同水準をブレイクしないかぎり上昇する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続落する可能性が高まることを意味します。
反転上昇する際の条件
反転上昇する際の条件として、前日の高値をブレイクすること、反落する際の条件として、前日の安値をブレイクすることを前提条件とすることで、無理なエントリーを防ぐことが出来、時間を味方に付けたトレードがより安全に行いやすくなります。
時間のリズムを活かしたトレードパターン
以下、「鉄板トレード戦略」の1つとして、「時間のリズム」を活かした2つのトレードパターンをご紹介しておきます。
トレードパターン1
大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の高値を付けたと判断
エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の安値をブレイクするタイミングで売りエントリー
エグジットポイント
前日の高値をブレイクなど
トレードパターン2
大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の安値を付けたと判断
エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の高値をブレイクするタイミングで買いエントリー
エグジットポイント
前日の安値をブレイクなど
時間のリズムを味方につけたトレードでの大事なコツ、ポイントは、時間の節目候補となる日、週等の高値や安値を意識しながら、その通貨ペアを「ウォッチリスト」に入れることが大事です。
そして、その後の推移をチェックしながら、前日の高値や安値をブレイクしていくタイミングを見て、エントリーしていくこと。とにかく、高値や安値をブレイクするまで、焦らず、待つことがコツと言えます。
ドル円日足時間分析
4月2日のNY市場終値時点での判断です。

1)時間の節目であった3月26日の高値をブレイクして続騰した。そして、3月31日(高値110.97円)は、3月9日(高値109.24円)から17日目(基本数値)、2月23日(安値104.92円)から27日目(基本数値「26」の近似値)となっており、時間の節目と判断できる。
したがって、高値110.97円は上値ポイント(レジスタンス)と読む。すなわち、高値110.97円をブレイクすると続騰しやすくなる一方、同水準をブレイクしないかぎり、反落の流れと判断する。
2)3月15日(高値109.37円)は、2月5日(高値105.77円)から27日目(基本数値「26」の近似値)となり、時間の節目に応答したことで一旦反落に転じた。
3)2月23日(安値104.92円)は、2月10日(安値104.41円)から10日目(基本数値「9」の近似値)、2月5日(高値105.77円)から13日目となったが、この時間は、1月21日(安値103.33円)から2月5日まで要した12日と1日違いの対等時間となり、時間の節目に応答したことで、反転上昇に転じた。安値104.92円は下値ポイント(サポート)と読む。
4月3日にマーフィーの実践トレードコーチング掲示板に掲載した相場分析の一部を掲載しています。
マーフィーの実践トレードコーチングでは、ドル円、ユーロドル、豪ドルドル、ポンドドル、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NYダウ、日経225のアクティベート時間分析について解説しています。マイナー通貨ペアや一部商品相場(金、原油)については、動画解説内で解説しています。