バブルともいえるリスクオン継続で豪ドル円は一時81.67円

ショートコメント
本日の日経平均は、一時3万円台回復。取引時間中で1990年8月3日以来の30年ぶりの反発。
バブルともいえるrisk on継続で豪ドル円は、一時81.67円へ上昇。
BTCは、現在510万円台で推移しています。
月初来の主要通貨の対ドル騰落率では、AUDUSDが上昇率トップ。
USDJPYでの円の下落率はトップ。
結果、月初来で豪ドル円の上昇率はトップ。
週末の報道でちょっと驚いたのはNZ。ニュージーランドのアーダーン首相は14日夕に記者会見し、オークランドで15日から3日間にわたってロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表。
この日に国内で新型コロナウイルスの陽性が確認された3人が、感染力が強いとされる変異種に感染している可能性が出たためとの事。
変異種に感染しているためとはいえ、3人の陽性でロックダウンですか?これがゼロコロナを目指している国と、withコロナを実践している国との違いなのかとびっくり。
一方、Goldman Sachsはドル安を予想
新たなドル安の動きが新興国市場に対する投資家の強気ムードをさらに後押ししている。
米国債利回りの上昇にもかかわらず、ドル指数は先週、週間ベースで今年最大の下げを記録。MSCI新興国通貨指数は12日に最高値を付けた。新興国通貨のインプライドボラティリティー(IV、予想変動率)の指標であるJPモルガン・エマージング・マーケット指数(EM-VXY)は昨年7月以来の低水準を付け、新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う世界経済の回復や米追加景気刺激策に対する楽観を裏付けている。
ザック・パンドル氏やカマクシャ・トリベディ氏らゴールドマン・サックス・グループのストラテジストはリポートで、「ワクチン接種キャンペーンの実施で、世界の成長は今後6カ月間で非常に力強くなるだろう」と分析。「『米国のアウトパフォーマンス』がある程度、世界の循環的な力によって支配されることで、ドルが大半の通貨に対し下落すると予想している」と説明した。
ユーロドルの上値はECBが抑えるでしょうが、ドル金利の動向に影響されるドル円は底堅い動き。
新興国市場の動向はAUDUSDのpositive.
結局、豪ドル円の底堅さは継続といったところ。
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