ユーロ円 下値支持線で下げ一服か、調整かに注目
ユーロ円は、6/22安値119.25から、一相場2.70円(2.71/2.79/2.76/2.79/2.66)の五段上げで、127.07まで上げた後、米株の調整に呼応したクロス円の売りに。
124円台半ばのネックライン(実線)を割り込んで2.70/3.18の二段下げで、123.28(9/17)まで下げた後、124.31(9/18)を高値に、三段目の下げで122.34(9/28)まで1.97円を下げたが、
6月からの上昇チヤネル下辺(下値支持線)で下値を止められて、クロス円の買い戻しを受け124.24(9/30執筆時点)まで1.90を上げてきた。
当面の注目ポイントは、かつてのネックライン(下値支持線)の124円台半ばの攻防である。
仮にこの反騰で、124.50を明確にブレイクすると、下げ一服/持合い入りとなって、上値ポイントの、「124.43-125.13」(リバウンド一相場2.09-2.79の上値めど)に向け上値余地が拡大する。
ここは、124.49(21日移動平均)、125.14(200週移動平均)も重なる上値のポイント。
一方、124円台半ばを超えられず122.34(9/28=下値支持線)を割り込むと、次なるポイントの121.90(下げ一相場5円の下値めど)、121.67(9/2高値からの一相場2.70円の二倍下げ)、「121.06-121.97」(9/2高値からのひと相場「2.09-2.79」の三段下げ)などが重なる121円台。
さらには、その下の120.89(200日移動平均)に向け下値余地が拡大する(当レポートの現在のシナリオ)。
下げ一服か、調整(下げ)継続か、ユーロ円(クロス円)シナリオのカギを握る米株価とともに、「122.34-124.50」の上下ポイントの攻防に要注目。