ドル円 6/2のNY市場終値に要注目

ドル円(週足)サイクル分析

上記のチャートは、ドル円の週足である。
●ドル円は、23年1月安値127.21からの反騰は、140円の節を突破140.93(5/30)まで
13.72を上げ、
10.70/11.30の二段上げ(N字ターゲット)を達成、
1月からの上昇チヤネル上辺に上値を止められ、
●当レポートが注目した、5月最終日の、「139.57」(1月安値からの上げに対する半値、
かつ、月足転換線)の5月終値の攻防は、
月足転換線を割り込み、139.33(5/31)で越月、昨日6/1は138.40まで反落してきた
●価格面では、6月相場のポイントは、
上値は、「139.57(月足転換線)―140.93(5月高値)」の上値抵抗を突破して、
次なるポイントの142.49(同61.8%戻り)から146.10(同76.4%戻り)に向け
さらに上値を追うか、
または、「139.57-140.93」の上値抵抗に上値を止められ、
下値ポイントの200日移動平均の137円どころ(6/2現在137.29)を試すのかである、
137円を週終値で割り込むと、1月からの反騰一巡要警戒となる
●時間面では、当面2つのサイクルシナリオがある、
1つは、下記の5ヶ月サイクルシナリオである、
ドル円は、昨年来、2つの12-13週サイクルからなる23-24週(5ヶ月)サイクルが
重要な天底を形成、
今回も、3/8高値から13週目と、12/20高値から24週(5ヶ月)目の今週5/30(140.93)で
上げ止まるとすれば、
●5/30(140.53)を当面の高値として次なる3-24週(5ヶ月)サイクルボトムの
「6月第3週―6月最終週」に向け
200日平均の控える137円どころを試す調整シナリオを想定する必要がある、
一方、137円を割り込まず、「139.57-140.93」の上値抵抗を突破すると、
いま一つのシナリオである6月中下旬に向け142.49(61.8%)を試す反騰継続シナリオ
(次回紹介予定)が有力になる
●果たして、6月相場は、「139.57-140.93」の上値抵抗を突破、反騰を継続するか、
突破できず、6月下旬に向け200日平均の137円どころを試す調整に向かうか、
本日6/2の米失業率を受けたNY市場終値、に要注目
2023年6月2日 のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。