FOMC前 ポジションは減額予定

トレードポイント
今週に入り、大手格付け期間であるS&Pグローバルやムーディーズ・インベスターズ・サービスは買収を発表したUBSの格付けと安定的からネガティブに変更しています。
買収に際し、財務内容を毀損しかねない不良債権を考慮したことになるわけで、イエレン財務長官が再び預金の全額保護を示唆するあたり、危機が完全に去ったわけでもなさそうです。
このように金融環境が変化(悪化)してくると、銀行はどうしても守りに入り、融資姿勢を厳格化しますが、これは事実上の金融引き締めに等しくなります。
市場がFRBの金融引き締めは、これまでの想定ほどには必要ないと判断するのも当然でしょう。
本日はFOMCが金融政策を発表しますが、極端なタカ派どころか、全般引き締めに関してトーンダウンせざるを得ないのはこうした背景があります。
ポジションは昨日朝に1回決済して、組み直したことで幾分かのコスト改善にはなっていますが、FOMCを前にリスク量は落とす予定でいます。
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