ユーロ安/ドル高の行方

ユーロドル(日足)値幅 分析

上記のチャートは、ユーロドルの日足である
●ユーロドルは、22年9/28安値0.9532からの反騰は一相場400ポイント(0.0467/0.0464/0.0494/0.0434/0.0488)の五段上げで、
1.0929(1/26)まで上げた後、1.0800(1/31)を起点とする六段目は、
1.1033(2/2)まで上値を拡大したが、
●22年2月高値1.1494からの下げに対する76.4%戻り1.1030で上値を止められ、
週足先行帯上限を突破できず反転
●ここからの一段目の下げは、1.0652(2/13)まで0.0381を下げた後、
1.0804(2/14)を高値とする二段目は、75日移動平均を割り込み、
1.0530(2/27)まで0.0274を下げてきた
●当面のポイントは、下値は、日足先行帯下限の1.0573及び、
1.0530(2/27)が重なる「1.0530-1.0573」の下値抵抗の攻防である
●日足終値で、「日足先行帯下限1.0573、及び、1.0530(2/27)」をブレイクすると、
次なるポイントは、1.0480(1/6)、
1.0459(22年9月安値0.9532からの上げに対する38.2%押し)、
1.0436(260日(52週)移動平均)、および
「1.0423-1.0439」(下げ一相場0.0365-0.0381の二段下げ)
などが重なる「1.0480-1.0423」がターゲット、
仮に1.0400を割り込むと、次なる1.0285(同50%押し)まで下値余地が拡大する
●一方、上値は、「1.0645(2/28)-1.0642(75日移動平均)」がマイナーポイントだが、
その上、先行帯上限及び、1.0804(2/14)を突破しない限り、下げ一服は確認されない
●果たして、2月からのユーロ安/ドル高は、1.0500の節を割り込んで、
1.04台(38.2%押し)から1.02台(50%押し)に向けた
更なる調整(ユーロ安/ドル高)が継続するか、
1.0500台で踏みとどまって、反騰に向かうか、
まずは、「1.0530-1.0573」の下値抵抗の攻防に注目
2023/3/1のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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