4週後の英ポンドに要注目

英ポンド米ドル(日足)サイクル分析

●英ポンドは、7/14安値1.1757からの反騰は、前回予想通り、
5月のリバウンドと同値幅の0.0536を上げた1.2293(8/1)で
下降チャネル上辺(上値抵抗線)に上値を止められて反落してきた
●当面のポイントは、上値は、1.2293(8/1)が重要な上値抵抗、
ブレイクすれば2月からの下げが一巡、
次なる1.2666(5/27=四段下げの起点)に向け上値余地
●下値は、この反落で1.1757(7/14)を割り込むと、
次なるポイントは、「1.1384-1.1455」(8/1高値1.2293を起点とする
一相場「0.0838-0.0909」の五段下げ、
および、1.1406(20年3月)が重なる1.1400処にむけ下値余地が拡大する
●時間面は、英ポンドは既報の通り、
2つの61-68日(3ヶ月)サイクルからなる
124-130日(6ヶ月)サイクルが重要な天底を形成
●今回も、2/3高値から127日目の8/1(1.2293)が
6ヶ月サイクルの重要転換日となって下げに転じてきた、
この日柄構成が有効なら、
●8/1を起点とするこの反落は、再度1.2293(8/1)を切り返さない限り、
次なる124-127日(6ヶ月)サイクルボトムの
9/1-6に向け下値余地を残していることになる
●「9/1-6」のうち、より注目すべき日柄は、
ボリスジョンソンの後任が選出される英保守党党首選が行われる9/5前後である
●果たして、サイクルシナリオ通り、9月上旬の新首相選出を機に、
英ポンドは当面の安値を確認するか、
4週後の英ポンドに要注目
2022/8/9のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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