FOMC を終えて

主要政策金利引き上げ
FOMC(米連邦公開市場委員会) は前回に続き主要政策金利を0.75%引き上げることを決定。
パウエル議長は会見で、次回9月会合でも同幅の利上げを行うことを選択肢として残したが、最終的な判断は今後のデータに左右されるとコメント。
つまり今後の経済指標によっては、9月は0.75%ではなく、0.50%かも?といったニュアンス。これは大方の見方と合致。
米国の友人の一人は、「パウエル議長は、インフレを2.00%前後まで落とす意志はなく、時間をかけて6.00%前後に落ちればインフレはピークアウトし、株はボトムアウトするといいことだらけ」といったスタンス?のようだが、6.00%でもインフレは極めて高水準であると揶揄していました。
つまり、米国のインフレはピークアウトはするも高止まりが続きそうといったところ。ともあれ視点を直近のマーケットに戻すと、この結果を受け米10年債利回りは2.76%に低下。
ドル反落
米株は反発!S&Pは2.6%、Nasdaqは4.1%上げて引けています。米金利低下でドルは反落。
ドル円は一転して136.10円レベルに反落。ドル円に関しては135円ミドルレベルから再びロングにすることを検討中。
昨日からEURAUDをショートにすることを考えているのですが、ボラティリティが高く、ストップの位置を考えにくいため、EURAUDではなく、ユーロドルとAUDUSDでばらばらに構築するかも知れません。
現時点ではpositionは変わらず。
動画をふたつアップしたので、ぜひご覧ください。
■西原宏一シンプルトレードチャンネル
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1.ドル円編
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