ドル円高値137.00円は上値ポイント

アクティベート時間分析レポート
上値ポイント(レジスタンス)は、同水準をブレイクしないかぎり下降する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続騰する可能性が高まる価格のことです。
下値ポイント(サポート)は、同水準をブレイクしないかぎり上昇する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続落する可能性が高まる価格のことです。
また、反転上昇する際の条件として、前日の高値をブレイクすること、反落する際の条件として、前日の安値をブレイクすることを前提条件とすることで、無理なエントリーを防ぐことが出来、時間を味方に付けたトレードをより安全に行いやすくなります。
時間のリズムを味方につけたトレードでの大事なコツやポイントは、時間の節目候補となる日、週等の高値や安値を意識しながら、その通貨ペアをトレード対象としての「ウォッチリスト」に入れること、そして、エントリーのタイミングを待つことです。
つまり、その後の相場の推移をチェックしながら、前日の高値や安値をブレイクしていくタイミングを見て、エントリーしていくこと。とにかく、高値や安値をブレイクするまでは、焦らず、待つことが基本戦略であり無難なトレード方法です。
他には、そろそろ高値や安値をつけるかもしれない「時間の節目」を迎えると判断できる場合に、保有中のポジション調整をしたり、新規でのエントリーのタイミングを計りながら、僅かに打診買いや打診売りするのも、時間分析を活かした戦略の1つです。
ドル円 日足時間分析

ドル円のアクティベート時間分析について解説します。
すべて7月1日のNY市場終値時点での判断です。
1)6月29日(高値137.00円)は、
6月16日(安値131.49円)から10日目(基本数値「9」の近似値)、
5月24日(安値126.35円)から27日目(基本数値「26」の近似値)となり
時間の節目候補となったが、
翌日、前日の安値をブレイクしたことで反落に転じている。
したがって、高値137.00円は上値ポイント(レジスタンス)と読む。
すなわち、高値137.00円をブレイクすると続騰しやすくなる一方、
同水準をブレイクしないかぎり、反落の流れと判断する。
2)6月22日(高値136.71円)は、
5月24日(安値126.35円)から22日目(基本数値「21」の近似値)となり
時間の節目候補となったが、
翌日、前日の安値をブレイクしたことで一旦反落に転じた。
3)6月15日(高値135.58円)は、
5月24日(安値126.35円)から17日目(基本数値)、
5月9日(高値131.35円)から28日目(基本数値「26」の近似値)となり
時間の節目候補となったが、
その日のうちに前日の安値を下回ったことで一旦反落に転じた。
7月2日にマーフィーの実践トレードコーチング掲示板に掲載した相場分析の一部を掲載しています。
マーフィーの実践トレードコーチングでは、ドル円、ユーロドル、豪ドルドル、ポンドドル、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NYダウ、日経225のアクティベート時間分析について解説しています。マイナー通貨ペアや一部商品相場(金、原油)については、動画解説内で解説しています。
【アクティベート時間分析についての基本解説はこちら 】
https://real-int.jp/articles/845/