ドル円 高値135.58円は上値ポイント

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アクティベート時間分析レポート
レジスタンスとサポートの意味
上値ポイント(レジスタンス)は、同水準をブレイクしないかぎり下降する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続騰する可能性が高まることを意味します。
下値ポイント(サポート)は、同水準をブレイクしないかぎり上昇する可能性が高い一方で、同水準をブレイクする場合、続落する可能性が高まることを意味します。
反転上昇する際の条件
反転上昇する際の条件として、前日の高値をブレイクすること、反落する際の条件として、前日の安値をブレイクすることを前提条件とすることで、無理なエントリーを防ぐことが出来、時間を味方に付けたトレードがより安全に行いやすくなります。
ドル円日足時間分析

6月17日のNY市場終値時点での判断です。
1)時間の節目であった6月9日の高値をブレイクして続騰した。
そして、6月15日(高値135.58円)は、
5月24日(安値126.35円)から17日目(基本数値)、
5月9日(高値131.35円)から28日目(基本数値「26」の近似値)となり、時間の節目候補となった。
そして、前日の安値を下回ったことで反落に転じている。
したがって、高値135.58円は上値ポイント(レジスタンス)と読む。
すなわち、高値135.58円をブレイクすると続騰しやすくなる一方、同水準をブレイクしないかぎり、反落の流れと判断する。
2)5月24日(安値126.35円)は、
4月27日(安値126.93円)から20日目(基本数値「21」の近似値)となったが、
この最近、21日の安値・安値サイクルが見られることから、
5月24日が時間の節目となり、翌日以降、前日の高値をブレイクしたことで、反転上昇に転じた。
安値126.35円は下値ポイント(サポート)と読む。
3)5月9日(高値131.35円)は、
4月27日(安値126.93円)から9日目(基本数値)となり、時間の節目に応答した。
そして、翌日以降、前日の安値をブレイクしたことで、反落に転じた。
時間のリズムを活かしたトレードパターン
以下、「鉄板トレード戦略」の1つとして、「時間のリズム」を活かした2つのトレードパターンをご紹介しておきます。
トレードパターン1
大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の高値を付けたと判断
エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の安値をブレイクするタイミングで売りエントリー
エグジットポイント
前日の高値をブレイクなど
トレードパターン2
大局観
アクティベート時間分析で「時間の節目」を把握
当面の安値を付けたと判断
エントリーポイント
翌日以降、「時間の節目」の日の高値をブレイクするタイミングで買いエントリー
エグジットポイント
前日の安値をブレイクなど
時間のリズムを味方につけたトレードでの大事なコツ、ポイントは、時間の節目候補となる日、週等の高値や安値を意識しながら、その通貨ペアを「ウォッチリスト」に入れることが大事です。
そして、その後の推移をチェックしながら、前日の高値や安値をブレイクしていくタイミングを見て、エントリーしていくこと。とにかく、高値や安値をブレイクするまで、焦らず、待つことがコツと言えます。
6月18日にマーフィーの実践トレードコーチング掲示板に掲載した相場分析の一部を掲載しています。
マーフィーの実践トレードコーチングでは、ドル円、ユーロドル、豪ドルドル、ポンドドル、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NYダウ、日経225のアクティベート時間分析について解説しています。マイナー通貨ペアや一部商品相場(金、原油)については、動画解説内で解説しています。