ドル円 128.29から126.32の上下ポイントの攻防に注目

ドル円(1時間足)値幅 分析
値幅分析
●ドル円は、4/1安値121.24から一相場4円(4.53/4.66/4.42)の三段上げで131.34(5/9)まで上げ(5/13値幅レポート参照)


●ここからの調整は、一段目は127.49(5/12)まで3.85を下げた後、129.78(5/17)までリバウンドしたが、200時間移動平均に上値を止められて反転。
●ここからの二段目の下げは、1.92/1.97の二段下げで126.97(5/19)まで下げ、
下値ポイントの126.92(4/27=一相場4円の三段上げの起点)を前に、
128.29(5/20)まで1.32を上げた後、再度下げに転じ、
126.92(4/27)を割り込み、126.32(5/24)まで1.97を下げ。
●5/17高値から、一相場1.90円(1.92/1.97/1.97)の三段下げを達成したあと、
127.58(5/26執筆時点)まで1.26をリバウンドしてきた。
●当面のポイントは、128.16(200時短移動平均)―128.29(5/20)、
及び上値抵抗線が重なる「128.16-128.29」が重要な上値抵抗になる。
●仮に、このリバウンドで、
128.29(5/20=一相場1.90の三段下げの起点)をブレイクすると、下げ一服を確認するが、
既報の通り、一目均衡表の「日足遅行スパン」が、26日前の126.92(4/27)を割り込み、
26日前の日足の屋根の下に入った(5/24レポート参照)ことから
再度日足を切り返さない限り戻りは限られる。

●下値は、128.29(5/29)を突破できず、126.32(5/24)を割り込むと、現在の戻り高値を起点に、一相場1.90円(1.92― 1.97)の四段下げで、長期ネックラインの125.86(15年6月)を試すことになる。
●果たして一相場1.90円の四段下げで、15年6月高値125.86を試すもう一段の下げに向かうか、128.29を切り返し下げ一服/持ち合い入りとなるか、「128.29-126.32」の上下ポイントの攻防に注目。
2022/5/26のメルマガ「シンプルトレードPLUS」より抜粋しています。
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