1.1000と123.50円のオプション

動画をふたつアップしたので、ぜひご覧ください。
■西原宏一シンプルトレードチャンネル
専業トレーダーvs兼業トレーダー 優位性はどっち?
■リアルインテリジェンスチャンネル
ウクライナ情勢の行方とユーロ そしてドル円の123.50円のオプション
市況と雑感 本日は3月期末
繰り返しますが、リバランスに絡む特殊なフローでの一時的な乱高下に注意したいところ。
前述のリアルインテリジェンスYouTubeでもふれていますが、今回ドル円を豪快に押し上げたのが123.50円のオプション。
ドル円 日足 123.50円(1 month)のオプション

一気に125.00円のバリアまでブレイクしてしまったので、自分も含め多くのマーケット参加者が翻弄されたわけですが、123.50円のドル円コールを持っている参加者にすれば、一気にin the moneyになったため、容易に123.50円以上のドルshortを構築できたはず。
その買い戻しですが、昨日のように急落すると慌てて買い戻す必要はないわけです。
彼らが123.50円以上で売ったドルを買い戻せば、123.50円以上は何度でもドル売りをかけられるため、円安トレンドというのは変わらないのでしょうが、当面123.50円以上は重くなりそう。
ユーロドル 日足

同じようにユーロドルの1.1000のストライクをもっている参加者は1.1000以下はno riskでユーロドルのlongを構築するわけであり、こちらも当面1.1000以下は底堅くなりそうです。
ユーロドルは1.1000の巨大なオプションがらみの膠着からやっと抜けましたが、1.1100、1.1200にもまとまっているのでなかなか一気にあがりにくいところ。
EURAUD 日足 安値=1.4536(3月28日)

押したところで豪ドル円のlongを構築したいところですが、EURAUDが反発する展開の中では、当面、豪ドル円よりユーロ円を選択するということになります。
この意味においては、昨日のようにドル円が反落する局面ではドル円を押し目買いし、合成のユーロ円にするという展開でしょうか?
ただ3月期末なので、リスクはあまり増やしたくないところ。
西原宏一のシンプルトレードで配信した内容から抜粋しています。
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